中山ラビ
2020年9月28日 (月)
OPEN 19:00 START 19:30
前売り 3000円(1D別) 当日 3500円(1D別)
ライブ詳細
1972年12月にポリドールより、ファーストアルバム『私ってこんな』でメジャーデビュー。はっぴいえんどの細野晴臣、乱魔堂の洪栄龍らがバックバンドとしてサポートした。
1976年1月から翌年春にかけて、ニッポン放送の日曜日の深夜番組でパーソナリティーを務め注目される。同年3月、シングル「時よおやすみ」が向田邦子らの脚本によるTBSドラマ「結婚前夜シリーズ」(全12回) の主題歌となる。続いて同年11月、桃井かおり主演のNHKドラマ「小夜子の駅」のために「かえりたくって」を書き下ろし[3][リンク切れ]、一度は中山の歌を耳にしたことがある人が急増する。またこの時期も地道に各地のライブハウスで活動する。
1981年9月29日〜30日、渋谷ジァン・ジァンでのひとり芝居のために作曲した挿入歌を歌う。これを機に、演劇や舞踊など他分野とのコラボレーションに取り組むようになる。加藤和彦のプロデュースの下に、アルバム制作はもちろん、斬新なステージやイベントに取り組む。斉藤由貴主演、相米慎二監督の映画『雪の断章 情熱』(1985年、東宝)に「ノスタルジィ」が使われ、新しい世代への浸透が期待された。
しかし、1987年を最後にアルバム制作とライブ活動を停止[3]。1988年の出産以降はいったん完全に音楽活動を停止する。
音楽活動再開[編集]
1997年3月7日、音楽活動の原点となった中山容が亡くなり、同年3月30日、高田渡とともに「偲ぶ会」を開き、約10年ぶりに歌う。これを契機として音楽活動を再開し、中山容の命日にあたる1999年3月7日、中山ラビBANDとして展覧会の日替りライブに出演した。
1973年7月から南ベトナムの孤児救援などを目的として、豊田勇造、東野ひとし、古川豪、三浦久とともにコンサートを開催。翌年から「七夕コンサート」となり、1986年の第14回まで出演。ライブ活動を再開した1997年の25周年コンサートにも出演した[3]。
1999年7月10日、フォークキャンプ参加者による「夏の同窓会 京都フォークキャンプコンサート」(京都・円山公園音楽堂)に出演。出演は、豊田勇造、バラーズ、藤村直樹、中川イサト、フォークキャンパーズ、中川五郎、遠藤賢司、高田渡、高石ともやとザ・ナターシャー・セブン。
2006年7月、ベストCD『ゴールデン☆ベスト 中山ラビ』がリリースされ、新たに結成したバンド「ラビ組」を編成してレコーディングしたアルバム『ラビ組』のインターネット配信によるダウンロードを同時に開始した[4]。同年9月、針生一郎、重信メイ、大野一雄、鶴見俊輔、金芝河らが出演する長編ドキュメンタリー映画『9.11-8.15 日本心中』の挿入歌を担当。記念イベントでも歌った[5]。
2009年、ライブDVD「ラビ組ライブ2008」をリリース(2008年、吉祥寺スターパインズカフェでのライブを収録)。
また、音楽活動と並行してオーナーを務める喫茶店「ほんやら洞」では、中山自身が毎晩店に立ち、調理や接客も行っている。2013年6月30日、テレビ東京系「モヤモヤさまぁ〜ず2」国分寺・国立編の番組ラストで「ほんやら洞」を訪問。中山本人が出演し「昼間は喫茶店、夜はバーです」と紹介している。なお、漫画家のいしかわじゅんは常連客のひとりで、店長の中山と親しくなった。いしかわの作品『蘭丸ロック』の主人公の行きつけの店の店主は中山がモデルである。